- 2008-11-28 (Fri) 03:30
- Mac & Digital
Adobe CS4体験版のダウンロードがはじまりました〜。左はマスコットキャラのアド美ちゃん。
先日、CS4の発表セミナーでひととおり見てきたのですが、いろいろ面白かったです。以下、Flash以外はセミナーで見聞きした情報と印象。
Flash CS4
トゥイーンがオブジェクトになりがらっと操作が変わりました。旧Flashを使い倒してきた人には不満かも。まぁ、慣れればこれはこれでよいかと。
3D変形機能はあくまでも平面を3Dとして扱う機能。座標がインスタンス別だったりして、3D慣れしている人にはキモチワルイかも(笑)STARWARSテロップはものすごく簡単に作れます(いや前も作れたけどさ)
ボーン機能はインスタンス同士を連結したり、シェイプに内蔵したりできて、慣れればかなりおもろい。操作はちょっと戸惑うけど。
スプレーと自動描画は地味になんか使えるかも。
ステージ上のレンダリングが変わって、OS Xになじんでます。
まあ、よくなった部分も多いけど、問題も当然山積み。なにより新機能各種がAS3モードでなければ全く使えないってこと。
Illustrator CS4
グラデーションがFlashライクに、重心を変えたり扁平したりできるように。グラデーション設定バーがオブジェクト内に出るのは秀逸なアイデア。
お絵かきブラシもFlashライクで、Flashのブラシよろしく、アウトラインでガンガン合体してくれる。どんどんFlashっぽくなっていくなー、イラレ。よいことです。
アートボードが複数持てるのは、シンボルと併用することで、様々なアイテムの統一管理が可能っぽい。ただしページ概念ではないので、マスターページもノンブルもなし(ケチ)。
PhotoShop CS4
画像補整がひとつのパネルから操作可能に。また、トーンカーブの調整も直接画像上をドラッグして可能など、使い勝手はかなりよさそう。
画像のストレッチ、複数画像のミキシングビルドはありがたい人にはありがたいが、関係ない人にはまったく関係ない(笑)ストレッチはイラストでの構図変更に威力を発揮するかもしないかも。
3Dがレイトレレンダリングに対応♪かなり使えるっぽいです。
InDesign CS4
縁取り文字のフチのマイターが選べるようになった!安手のチラシみたく、縁取りがギザギザになるのを防げるわけです。
XFLフォーマットサポートで、CS4の「本」をそのままFlashに持ち込んだり、swfとして書き出したり。プレゼンから印刷物、WebまでInDesignでレイアウトしちゃおうという思提案は面白い。MSオフィスを意識してんのかなぁ。
Dreamweaver
Ajaxライブビューとか、JSをフリーズさせるとか
Fireworks
プレゼンをFWで作るといいよ、という話だったような気がするけど…なんだっけ
ビデオ系
もとがわからんので、ナニが変わったかよーわかりませんが、おもしろそうでした。
ざーっと横断的にセミナーを見ていて思ったのは、「なんでその小ネタを全てのCS4につけないんや〜!」ってこと。たとえばAfterEffectだと現在アクティブになっているパネルの周辺が蛍光色で縁取りされる。Flashもdreも一時、それやってたのに、いつのまにか無くなっちゃった機能だし、FWだっけな、のモノサシツールとか、イラレのグラデの表示とか、Flashにすぐに欲しい機能があちこちに。Flashのツールとプロパティが右に移動したのは西村さん曰く「ツールを選んでプロパティ設定して作業、という流れをレイアウトに活かした」ちゅーけど、他のアプリは従来通りだし、そもそもFlashの各描画ツールのオプションは以前通りツールパネル内だし、タコは下手だし。
CS4パッケージ
デザインプレミアムとWebプレミアムの違いが、InDesignをとるか、サウンドブースとコントリビュートを取るかの違いでデザインプレミアムが7万高。単品差額と計算すると5万差になるはずなのに。いっそサウンドブースとコントリビュートもなしでお手頃価格にすりゃあええのに。
RETASはいきなり3万5千円になったけど、CS4は体験版DVDを有償販売ですと。単体アプリはダウンロードできるけど、有償ねぇ……ヨドバシやAppleストアで無償配布とかすりゃいいのに。
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