- 2010-02-22 (Mon) 15:17
- Mac & Digital
Top of Tree - Tree, outliner for Mac OS X. 横にのびるアウトラインプロセッサ。
Intuosの連載を始めるにあたり、テキストエディタをどうするか検討してみた。普段テキストエディタはmiを愛用しているが、連載や章立てのある構造的な文章であれば、アウトラインプロセッサの方が便利。
ぼくのアウトライナー遍歴は25年前、PC98上で動いていたダイナウェアの「プランup」からはじまる。これはカードを入れ子にできるアイデアプロセッサで、これのおかげでアイデア発想、情報整理のノウハウが身についた。その後、Macに乗り換えるきっかけのひとつになったのがインスピレーション。フローチャートとアウトライン表示を自在に切り替えられるというもので、アイデアをフローでまとめ、そのまま本文執筆ができるのがすばらしいのだが、OS X時代になってから、日本語入力に問題が出て、いまだ、日本語では使えない状態が続いている。
その後、カシスライターやオムニアウトラインなどを試したがどれもいまひとつで、おしえてFlashの時にはDreamweaverでhtmlのリスト機能をアウトライナーとして使っていた。もともとhtmlは階層的なテキスト構築のために作られているのだから、dreを使った原稿の執筆はある意味理想的なのだが、原稿を書く体制を構築=サイト構築なわけで、本一冊などまとまった仕事でないとちと面倒なのが難点。その後、TAOというのを使っていたのだが、現在はかなり高機能化してしまい、使うのにストレスを感じるようになっていたのだ。
今回、改めてMacで使えるアウトラインプロセッサを色々試してみたところ、以前βの時にちょっと試したことのある「TREE」がとてもすばらしいものになっていた。
TREEの特徴は、一般的なアウトライン表示と、ツリー表示が切り替えられることにある。以前使ったときは、このツリー表示が整然としているものの、マインドマップほど自由度がない感じがしてピンと来なかったのだが、原稿を書くとなると、この表示が非常に優れていることに気がついた。
通常のアウトライン表示だと
1. 第一章
1. 一章の1
1. 一章の1のa
2. 一章の1のb
2. 一章の2
2. 第二章
てな感じで、インデントを使って階層が表示される。これをTREEのツリー表示させるとこうなる
第一章 一章の1 一章の1のa
一章の1のb
一章の2
第二章
このように表のように表示され、同じ階層のものが縦にならぶことになるのだ。上下には他の階層が挟み込まれていないので、非常にわかりやすい。
たとえば、3階層目を画像キャプション、4階層目を囲いコラムなど決めておけば、その章にどれくらいの量でそれらが配分されているか、直感的に把握できるのだ。ストーリーを考えたり、脚本を書くのにも1階層目をシーン、2階層目を人物など割り当てるとかなり使いやすそうである。
アウトラインプロセッサには二種類の傾向があり、ひとつはアイデアフラッシュやチェックリスト作成のための、リスト作成に重きをおいたもので、本文はそれぞれの項目に「ノート」をくっつけるスタイルなので、長文執筆には向かない。このTREEのアウトラインモードはタイトル→改行で直接本文を打ち込めるタイプなので、長文執筆にも具合がいい。
表形式のアウトライン表示はなんでもないアイデアのようだけど、小さな画面と縦にしかスクロールできない通常のホイールマウスでは使いにくく、現在のような大型モニタ、マイティマウス、マジックマウスが登場してはじめて、ようやく実用になったとも言える。
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